オリンパスのエントリーモデルカメラのキットレンズとして販売されている
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
をご紹介します。
まずは簡単なスペックから
対応マウント:マイクロフォーサーズ
焦点距離:40~150mm(フルサイズ換算80~300mm)
開放F値:F4.0~5.6
撮影倍率:0.16倍(フルサイズ換算0.32倍)
フィルター径:58mm
大きさ:63.5×83mm
重量:190g
フルサイズ換算300mmの望遠レンズがわずか200gにも満たない重量となっています。
とても小型で片手でおさまるサイズ感です。
外観はとてもシンプル、かつ、プラスチック感が強く少々安っぽさを感じます。
ズームリングを回した感じもトルクの均一さはなく、軽いところと重いところがあります。(個体差かもしれませんが……)
フォーカスリングについては問題なく、スムーズに回転します。
通常時は全長8cmほどですが、最大までズームすると約15cmとほぼ倍まで伸びます。
とはいえ、レンズそのものの重量がさほどでもないので全長が大きく変わっても、バランスが崩れる感じはしません。
このレンズはEM10Ⅲのキットレンズとして入手しましたが、フードは付属しませんでした。
また、色はシルバーとブラックがあるようですが、キットに付属するレンズはブラックのみでシルバーのキットはないようです……
ボディがシルバーだったのでレンズもシルバーがよかったな…
フードが付属しない点については、フード無しでも特に気にならなかったのでそのままにしています。
では、作例を見ていきましょう。
上の写真は、夏も近づく春のよく晴れた日に撮ったスズメの写真です。
結構お気に入りの写真で、キットレンズでもこんなに綺麗に撮れるんだなって感動しました。
被写体のスズメがハッキリと写り、背景のボケ感や岩の質感もいい感じです。
こちらの野鳥の写真です。
とある漁港でコロッケを食べていたらそれを狙うトンビがいたので撮影しました。
ピントが微妙にあっていない気もしますが、羽の感じまで綺麗に描写できていると思います。
こちらは鉄塔の写真です。
周辺の解像感がちょっと落ちている感じですかね。中央については綺麗だと思います。
また四隅がちょっと暗くなっているでしょうか…?
作例は以上です。
中古で1万円を切るようなレンズとは思えない写りをしてくれる良いレンズです。
タダ同然のレンズなので是非購入して使ってみてください。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。